介護日記

レビー小体型認知症になった母と2人で暮らす日々

幻覚、徘徊

デイサービスに行っても事態は悪化していく。

病院で色々な検査をした結果、レビー小体型認知症と診断された。

母の中では父は生きている。

今までそこに座っていたのに消えた。
だから心配して探す。
仏壇の下に白い子供(赤ん坊の時もある)がいるので「出ておいで」と呼ぶ。
それらが消えるから外に探しに行く。
いないから心配で警察を呼ぶ。
なかなか見つからないから大声で呼ぶ。
親戚が黙って連れて帰ったから電話で責め立てる。
私は慌てて警察に謝罪し、親戚に謝罪する。
何度も繰り返すから謝罪もしにくくなる。
電話番号を消しても104に電話したりタクシー会社に電話して「連れて行け」と言う。
電話線を切っていると電話機を引っ張り回るので今では親機が壊れたままだ。
電気ポットをコンロにかけて溶かす、羽毛布団を引きちぎる。
食費だけでなく色んなことが経済的な負担になってくる。